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マインドフルネス(Search Inside Yourself)を体験してみた

meditation

大阪・本町の「フューチャーファシリテーションカフェ」で開催された「マインドフルネスワークショップ - Search Inside Yourself」に参加してきた。

巷で「マインドフルネス」という言葉を耳にするようになった。そして、Googleでマインドフルネスを教えている人が書いた本が、書店で見かけるようにもなったので、気になって今回参加。

マインドフルネスとは・・・

簡単に言うと瞑想。瞑想と言っても、宗教とかスピリチュアル系なものではなく、脳科学的に解析され、体系化したも。科学的な瞑想と言われてもぱっとしないでしょうから、定義はこんな感じになっているそうだ。

「意図的に、今の瞬間に、評価や判断を手放して、注意を払うことから、湧き上がる気付き(認識)」 by ジョン・カバット・ジン(MITの偉い人)

近年、Googleを始めとした米国の大企業では、社内教育でこのマインドフルネスを導入して、実際に効果が出ているようだ。

マインドフルネスの効果は、以下のとおり。

  • 生産性(集中、注意力、記憶力)
  • 自己管理力(感情の制御、内省力)
  • 人間関係(EI、EQ、思いやりとか)
  • メンタルヘルス(うつとか、ストレスとか)
  • 健康(免疫力向上など)

そして、Google自身が、このマインドフルネスをカリキュラム化し、外部でも研修が行えるようにしたのが「Search Inside Yourself(SIY)」のようだ。

www.youtube.com

マインドフルネスワークショップの内容

Raisins


この日にやった内容は以下のとおり。マインドフルネスの入り口的なワークショップだった。

  1. マインドフルネスメディテーション(瞑想)
  2. 歩く瞑想
  3. 食べる瞑想
  4. 参加者同士で感想をシェア

呼吸に注意を向けたり、ゆっくり呼吸とシンクロさせながら歩く動作に注意を向けたり、そして一粒のレーズンをじっくり観察しながら、そして口に入れて、舌触り、歯ざわり、匂い、食感などを普段無意識にやっていることに対して、意図的に注意を向ける。

もちろん、どんな人間でも、意図的に注意を向けていても、雑念(周りの環境や、自分の頭のなか、痒いとか)で注意が外れる。そして、それに気づき、評価をせずにあるがままに受け入れ、そして再び注意を向ける。それを繰り返す。これをSIYでは、「メタ注意(注意の注意)」と呼ばれている。

そして、この気付きこそが、マインドフルネスの根本であり、気付きの能力を開花すると、うえで上げたような効果が出てくるようだ。

感想

walk

僅か2時間であったが、貴重な経験ができた。そして、楽しかった。

特に、「食べる瞑想」はすごく面白いね。ここまでゆっくりレーズンを食べたのは初めて。レーズン一粒であれば、さっと食べてしまうが、時間をかけてユックリたべると、なんか長時間、レーズンの味を味わえるので、得した気分になった(笑)

あと、瞑想は色んなスタイルがある。もちろん、スタンダードな座禅を組んで、目を閉じる方法もあるが、これだとちょっと時間を作らないと行けない。しかし、SIYでは、日常生活やスキマ時間を使って、瞑想(メディテーション)が行えるようになっている。

それは、「歩く」、「食べる」、「呼吸」といった、人間の基本動作のなかでも行える。そして、通勤途中や、トイレに行く時とか、信号待ちなどなど、ちょっとした時間でもできる。本当は、15分を8週間を続けるのがベストらしいが・・・でも、少しでも前進するためには、スキマ時間を使って、日常化したほうが早いのかなーと感じた。擁するに、やらないよりはマシということかな。継続はチカラなり的な。

あと、自分と向き合う時間は大切だと改めて実感した。3〜4年前に、米国でアバターコースを受講したことがあったので、こういう大切さは以前からは知っていたのだが、最近はサボリ気味(笑)しかし、アバターの受講経験もあったためか、この日にやった内容はすっと理解でき実践できた。

自分と向き合うことで、自分を知り、そして自己を管理する。そして、自分を知れば、寛容性が生まれ、他者を思いやる余裕も出てくる。そんな感じがした。

新しい教育の形について考察

Classroom

GoogleやFacebook、Salesforceなどの米国ハイテク企業が、近年マインドフルネスや瞑想を企業研修に取り入れ始めたのは、やっぱり効果があるからでしょうね。わずか2時間のワークでも効果が実感できたので、もっと時間をかければ、自分自身を変えて行けるような気がした。

また、Googleが社内のみならず、Search Inside Yourselfとして社外にも研修が行えるようにしたのは、世の中が必要とされているかだろう。こういう自己開発セミナーは、あらゆるところで開催されているが、やっぱりGoogleのネームバリューは大きい。Googleが本気でやり始めたら(もしかすると、本気でやっているかも)、一気に普及しそうだと思う。

個人的には、まだまだこの分野は未開な部分が多いが、絶対に必要とされている分野だと思う。そのうち、IBMやMicrosoft、Apple、Amazonなども何らかの形で参入してくるかも。

書籍の紹介とか・・・

Googleでマインドフルネスを教えていた「チャディー・メン・タン」さんが書いた書籍。最近、日本語版が出たそうで、先月ぐらいから書店で見かけるようになった。

私も、Kindle版でこの本を読み始めている。もう少し深いところも扱っているようで、読んでいてワクワクします。そして、原理などを分かりやすく解説しているので、この本はメッチャオススメです。全部読んだら、また読書感想文を書こうかな〜。

気になったひとは、買ってみてください。

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

  • 作者: チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文),一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート,柴田裕之
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あと、2016年10月15日〜16日に東京のほうで、2日間の集中講座のようなものをやっているそうです。価格は10万円ぐらいから。申込を早くすると、安くなります(Early Bird方式)。私は、アバター受講してた人間なので、この値段は安く感じる。ああー、感覚がマヒしている(笑)

mindful-leadership.jp