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ゼロベースランニングをトレイルで走ってみた感想

Zero

先日、本ブログでも紹介した高岡尚司著の「ゼロベースランニング」。

読んでまだ1週間ぐらいになるのだが、走りが劇的に改善。「胸を意識した胴体先行の動き」「腕は振られる」「着地は胴体後方」を意識するだけで、ここまで改善されるとは思わなかった。まるで魔法にかかったような感じだ。

昨日、このゼロベースランニングを活用して、京都のトレイルを走ってみた。ここでも色々な気付きや改善点が見られたので、紹介したいと思う。

今まで、いかに無駄なエネルギーを使って走っていたことに気付いた

my calves

要点をまとめると、今までの走りはこんな感じであったと気付いた。

  • 今まで、思いっきり脚を使って走っていたことに気づく。
  • 登りは、尻やハムストリング、ふくらはぎの筋肉を総動員して、蹴りながら走っていた。
  • 下りは、ブレーキを掛けながら、大腿四頭筋を踏ん張りながら、トレイルの下りを走っていたこと。

特に50km以上のトレイルを走ると、大腿四頭筋(ふともも)がかなり疲労が溜まってしまう傾向にある。下りでは、スピードコントロールするために、思いっきり脚を使ってしまっている。

脚は、チカラを伝えるためのメッセンジャー

ゼロベースランニングの本の中に記載されている「脚は、チカラを伝えるメッセンジャー」というのが、トレイルの下りを走っているとすごく実感できる。

走る時は、胴体主導で走るのであって、脚主導で走るわけではない。胴体の動きを通して、結果、脚が動き、チカラやエネルギーを脚を通過して地面に伝えられる、そんなイメージ。

そして、脚にチカラが入らないということは、筋肉が緊張していない、リラックした状態であることから、疲労が溜まりにくくなる。まさに、究極の省エネランニングと言えよう。

また、トレイルの下りのスピードコントロールも、今までは脚でコントロールしていたのだが、胴体を使うことで、脚に負担をかけずにコントロールができる。脚にチカラをれなくても、胴体の動きを小刻みに変化させることで、減速ができる。

エリートランナーの方からのアドバイスで「胴体を使ってコントロールする」や「身体の体重移動を使ってコントロールする」というのを言葉をよく耳にするのだが、この意味がようやくわかった。

総括

「ゼロベースランニング」は、ランニング時に必要な身体の動きを、分解して細かく解説されているから、理解し易い。特に体重移動の話、胴体先行の動きの話は、すごく分かりやすい。ゼロベースランニングは、走り方の視点が180度変えさせてくれる。

ランナーの方はもちろんのこと、指導する側のコーチも是非とも一読して頂きたい一冊だ。ランニング指導する方も、「胴体の動き」「体重移動」に関して、どうやって受講生の方々に伝えればよいのか、というヒントがこの本に隠されている。

あと、僕のようなウルトラトレイルを走る人たちにも、大きな武器になる。24時間以上も動き続けるわけだから、いかに省エネで走るというのが重要になってくる。来月のTransLantau 100km(香港)前に、この本に出会えたことに感謝。

ゼロベースランニング 走りの常識を変える!  フォームをリセットする!

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