GO ASIA TRAIL

日本人のためのアジアトレイル情報

【香港】 Ultra Trail Tai Mo Shan / TTF 115kmに参加してきた。

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします!!

さて、私は、年末年始、香港のトレイルレース、Ultra Trail Tai Mo Shan(環大帽山越野)に参加してきた。この大会は、100マイル、115km、そして50kmの3種目があり、私は115kmのTTF(Tsuen Wan, Ta Shek Wu, Fo Tan)に出場。

リザルトを先に申しておくと、私は残念ながら93km地点CP(嘉道理農場)で体調不良によりDNF。後半のコースがエグい上に、初夏のような暑さなどで、疲労がたまりまくり、寝不足や脱水症状が重なり、カダラに力が入らなくなった。93kmのCPで、仮眠を取ったが、レースウェアのままで仮眠を取ったため、身体が冷えて返って体調が悪化して、DNFせざる負えなかった。。。

93km地点までではあるが、Ultra Trail Tai Mo Shanの雰囲気を伝えれればなと思います。

私のレースの概要(TTF 115km)

  • 日時:2017年12月30日 16:00 〜 2018年1月1日 2:00(制限時間34時間)
  • 距離:115km
  • 累積標高:5382m
  • スタート地点:Tsuen King Circuit Playground, Tsuen Wan

スタート地点のTsuen Kng Circuit Playgroudまでは、MTR荃湾駅(ツェンワン)からタクシーで移動する必要がある。駅前には、たくさんタクシーが止まっていますが、私はUberで車を配車して移動。

スタート地点には、レース開始の2時間前に到着していたのだが、日本人率が高かった。ここは国民性がでるな・・・・そこには、前日、モンコックで一緒に土鍋ごはんを食べた日本人ランナーさんも居ました。彼は、2年前の台湾のUltra Taiwanのイベントで一緒になった方(Answer 4のひと)で、それ以来の再会です。

www.goasiatrail.com

高低図はこんな感じ。

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CP4(65km、Tai Tong)までは、ほぼロード。コース上にある道標を見ると「林道」って書いてあるのですが、日本の林道とは違い、ほぼコンクリートで固められています・・・

また、高低差も終盤に比べるとあまりないので、スムーズに前に進む。16時スタートということもあり、すぐに夜になるので、気温も下がり、快適に前に進められる。山頂からの香港の夜景がめっちゃキレイだった。深夜に香港の高級住宅街を徘徊するのは、なんか楽しかった(笑)

しかし、レース中に、ウルトラレースでは必需品の塩熱サプリを落とす。。。これがないと、電解質が補給できず、熱中症でぶっ倒れる可能性が・・・不幸中の幸い、夜間はそれほど温度は高くないので、なんとか切り抜けそう。大会から提供されるスポーツドリンクと、カップ麺のスープでえとりあえず凌ぐ。

CP4の大棠(Tai Tong、65km)までは、思っていた以上にスムーズに到着。少し眠気が出始めたので、ここで30分程度仮眠を取る。ここではドロップバッグを受け取れるので、防寒着とエマージェンシーブランケットを羽織って仮眠。ここまでは順調だった。なお、このドロップバッグに、塩熱サプリの予備が入っていたので、助かった。

そして、CP4以降は、本格的なトレイルに入る。

 

ここからが本当の地獄だった・・・

 

CP4〜CP5(四排石山)は標高はそれほど高くないのだが、アップダウンが激しい。下りもテクニカルな上に、階段地獄が続く。そして、一気に脚にダメージが蓄積され、脚がパンパンになる。嫌になるくらいに辛い。。。。四排石山の景色はすごく良かった、香港の九龍あたりを一望できる。夜間ならめっちゃキレイだろうな。

四排石山下山後、5kmぐらい長いロードを走り、CP5(Fung Kat Heung)に到着。流石に疲れた。。。休憩中、50kmに出場していたプロトレイルランナーの松永紘明さんが華麗にスルーしていきました。

そして、CP5からCP6(鶏公嶺〜大刀屻)の15kmの区間はコースがエグい・・・約600mぐらいの山を、2回登って降りてを繰り返す。そして、ちょうど気温が一番高くなる時間帯になる上に、日本の山のように日差しを遮るようなものは一切ないので、一気に体力を消耗。。。。

鶏公嶺〜大刀屻の間に、SCPがある。SCPは、通過チェックしかしないのだが、ここだけ何故か水の補給が受けられる。このSCPに入ると、身体がぼーっとして、しばらく動けなかった。日陰で30分ぐらい休憩。その間、水分、MAGMAやここでジョミ、塩熱サプリを一気に補給。とりあえず、なんとかスタートを切れそうだったので、大刀屻へ。。。

景色はキレイなのだが、カメラで撮影する余裕もなくなる。大刀屻攻略中は、得意の上りも非常に辛くてペースが全く上がらない、そして力が入らない事態になる。。。下りで何度もコケました(笑)その上、まだまだ元気な50kmの選手が次々と後ろからやってくる。シングルトラックなので、都度止まって道を譲らないと行けないのだが、これが結構ストレス・・・

そして、DNFしたCP6(嘉道理農場)に到着したのは12/31 17:10頃。まだ関門まで、2時間弱あったのだが、ここで体力を回復させようて、速攻で仮眠へ。。。30分ぐらい寝たのだが、毛布に包んで寝ていたにもかかわらず、汗冷えで、身体が冷えきってしまい、さらに体調が悪化。残り22kmなのに、800mと700mぐらいの山を登って降りる気力が沸かず、そのままエイドのスタッフに「I will quit the race」の意思を伝えて、93kmの旅路を終えた。

その後、ドロップバッグを取りに、フィニッシュ地点のある火炭(Fo Tan)というところまで、自力でタクシー移動しないと行けないのだが、体調不良だったのを気をかけてくれた香港人のエイドスタッフがすべて手配してくれました。山奥のエイドだったので、30分ぐらい待機しないと行けなかったのだが、その間、温かい飲みもの(中国茶、味噌汁など)や、素食弁当(たぶんスタッフ用の余りもの)を少し頂きました。

その後、タクシーが到着したあと、気にかけてくれたのか、相乗りでゴール地点まで同行していただけました。本来なら、選手がタクシー代払う必要があるのだが、タクシー代も出して頂けました。大変助かりました。

エイドで出される食べ物、飲み物

中華圏のレースだけあって、エイドではラーメン(出前一丁や手作りのラーメン)が出されます。他には、ピーナッツバターサンド、バナナ、中華風焼きそば、茶葉蛋、ドライフルーツ、ナッツ類、チョコレートなどなどが出されています。割と充実しています。

飲み物は、水、漢方入りのスポーツドリンク(Meltonic)、紅茶、中国茶、コーヒー、ココアなどがあります。エイドによってはコーラも出されますが、1箇所しかなかったような気がします。が、コース上に、自動販売機やコンビニ、個人商店があるので、自分で調達してもいいらしいので、2度ほど外部調達しました。

コップ類は、他の大会同様、持参です。あと、ラーメン食べるときに使うフォークや箸の持参も必要。フォークは、大会受付時に貰えます。

総括

個人的なリザルトは93km地点でDNFという残念な結果であった。しかし、1ヶ月前の大阪マラソンで、肉離れして、かつ膝にも不安を抱えた状態での出走だったので、正直なところレース前から、完走する自信はなかった。しかし、何故か、このコンディションでも93kmも走れたのはビックリ。

あと、海外で山を走るのは、いい刺激になる。覚えたての中国語で、少し声をかけてみたり、逆に向こうが私を日本人だとわかると日本語で「頑張って!」「115kmまで行こう!」と応援してくれるのは非常に嬉しいものだ。DNFしたエイドで、献身的に介助してくれたのは感謝です。

そして、レース期間中、心の支えとなったのは、同じ日本人ランナーの皆さん。母国語で気軽に喋れるのは、いいことだと感じる。レース翌日、同じ宿で仲良くなった日本人の若人と一緒に、初詣や飲茶ランチも楽しかった。

走りにはまだまだ課題はあるけど、今回の4泊5日の香港トリップは自分にとっては、いい刺激となった。また、3月にTransLantau 103kmで香港に行くので、またそれに向けて、調整していきたいと思う。

最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m