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【香港】TransLantau 2018のレース参戦記

2016年50km、2017年の100kmに続けて、3度目のTransLantau。今年も100kmにエントリーして、香港ランタオ島にやってまりました。しかし、残念なことに、私は19km地点のCP2で途中棄権という結果に終わった。さて、何があったんだろうか・・・

夜でも20度を超える暑さ

今年は過去2回とは、大きく異なる。もちろん、コースが一部変更になったというのもあるのですが、今年は暑かった。夜でも20度を超える暑さで、日中は予報では最高気温25度。オーガナイザー公式発表によると、今年の100kmの完走率は56%。例年よりも高温多湿となり、途中棄権が続出。

特に欧米、日本からの参加者のリタイアが多かったように感じた。私が住む大阪では、例年よりもかなり冷え込み、珍しく気温がマイナスになる日がずっと続いていた。その環境から、急に20度以上の香港にやってきて走るわけだから、身体もびっくりして、暑さに順応ができてなかったのだと思われる。おなじ所でリタイアしたドイツ人に話を聞くと、「俺の住んでるところなんて、まだ雪が積もってるよー。20度は暑すぎるよ、ハハ」と言ってました。

私の場合、最初のCP1(6.7km)までは走れたのだが、次のCP2までの区間は、全くペースが上がらず、しかも歩いていても心拍が下がらない状態が続き、挙句の果てには頭痛出始める。CP2に到着したのは、昨年よりも1時間も遅く到着。CP2に到着すると、動けなくなり、エイドで経口補水液を頂いてしばらく休憩はしたものの、回復ができなかったのでDNF。

DNFするのは正直迷った。もしかすると回復するのではないかとか、いろいろ誘惑に駆られたのだが。。。。が、偶然にもCP2に日本人が、私以外に2名居て、私と同じ症状だった。彼らと話していると意気投合し始めて、無理してコース上でぶっ倒れたらやばいなと感じたので、DNFを選択。

自力でゴール地点まで戻る

そして、ここが海外レースの大変なところ。 日本のレースとは違い、海外のトレイルレースはDNFすると自力でゴール地点まで戻らないと行けないことが多い。香港の場合は、タクシーを自分で手配して帰るしかない。

しかし、DNFしたのが朝4時。エイドのボランティアにタクシーを呼んでと依頼したのだが、「今はタクシーやってないよ、歩いて帰りな!」と無慈悲な状態に・・・幸い、日本人ランナーも居たので、とりあえず一緒に歩いてゴール地点まで戻ることに。Google Mapで調べると最短で5.6kmぐらいだそうだ。。。

というわけで、深夜のランタオ島を彷徨いながら歩いて帰ることに。途中、野良犬なのか、放し飼いの番犬なのかわからないが、何度も犬に吠えられながら。。。これ一人だったら泣いてるよ。日本人と一緒に帰れてホンマに良かったと感じた。

ちょくちょくタクシーは通るものの、全然止まってくれない。そして、歩いていると、急に峠道に入り、ずっと登り。熱中症気味の体に、そして眠さも相まって、かなりきつかった。たぶん、CP2から2kmぐらいにある峠道を歩いていると、香港マダムが運転する1台タクシーが止まってくれた。神ですよ、この香港マダム。その後は、残り3kmの峠道をあっという間にタクシーで移動して、ゴール地点のあるMui Woへ。

その後は、借りているGPSを返却して、バスが動くまで会場で仮眠。7時ぐらいに目が覚めて、そのままバスに乗って宿に戻る。

貴重な体験になったレース

  • 海外レースの難しさを実感したレース。気候が違うと身体に大きく影響が出るんだなーと感じた。本気で記録取りに行くのなら、もっと早く入国して身体を慣らす必要があるかと。

  • 途中でDNFしたときに、自力で帰る大変さ。逆に言うと、日本のレースがめっちゃ恵まれていると実感した。

なお、この悪条件で、56%の方は完走しているので、正直すごいなと感じた。もちろん、日本人ランナーの方も多数完走していている。日本人ランナー男女ともに2位でゴールしている。 今回一緒に香港のレースを走ることになった友人も、無事に完走しました。もっと修行して、暑さや寒さにかかわらず、順応できる身体づくりをしていきたいなと感じた。アジアを中心にレースを出ているので、これは重要な能力かと感じた。

正直な所、めっちゃ悔しいです! 来年ももう一度走りたい! ゴール地点で、他の国のランナーと共に「また来年会おう!」と声をかけて、この地に再びやってくる事を誓った。また、来年会いましょう。