GO ASIA TRAIL

日本人のためのアジアトレイル情報

【ネパール】annapuruna 100(アンナプルナ 100)のレースレポート

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GO ASIA TRAILの堤です。

以前、当ブログで紹介したネパールのトレイルランニングレース「アンナプルナ100(annapuruna 100)」に出場された方より、蚊取り線香塾さん経由で頂きました。

参加者は、50kmと100kmと合わせて100名程度と小規模な大会であるが、その分もあってかアットホームな雰囲気が漂う大会。また、ヒマラヤ山系の山々の絶景も楽しめて、日本や香港とはまた違う雰囲気の味わえる大会かなと感じました。ネパール名物のモモ(餃子みたいなもの)も現地で食べてみたいですね。

頂きましたレポートは以下よりご覧ください。

参加レポート

2018年10月27日ネパールのダンプスで開催された大会『annapuruna 100』の50Kを走って来ました。

『GO ASIA TRAIL』のサイトでこの大会を知り、ヒマラヤを見て走れることに惹かれエントリーする事にしました。とは言ってもネパールってどういう国?どの辺りにあるの?日本人はぼったくられるんじゃないの?とネパールについては何も知らなかった私。さすがに一人で行くのはと思っていたところ、『蚊取り線香ツアー』なるものがあると知り、主催者さんとは面識がありませんでしたが、ツアーに参加させていただける事になりました。

大会会場のダンプスまでは長旅でした。出来るだけ交通費がかからないようにと、住んでいる京都からは夜行バスで成田空港入り、空路は成田→クアランプール→カトマンズ。カトマンズからツアーに合流し、ジープで5時間かけてポカラへ、更にそこからバスで1時間、ようやくダンプスに着いた頃には大会前日の夜でした。長時間でしたがジープ移動では車窓からネパールの風景も楽しめてお得な気分で、レース中にも見られるであろうマチャプチャレとアンナプルナ南峰も見えてきてテンションも上がりました。途中のポカラではフェワ湖の辺りを散策したりとプチ観光も楽しみました。

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受付会場に着くと、ゼッケン、チップを渡され、そこで初めて今夜の宿泊場所と部屋番号を教えてもらいそれぞれの宿に移動しました。ゼッケンは水に濡れても大丈夫な素材で名前はもちろん高低図とコース、国旗のマークまで入った立派なゼッケンでした。国旗付のゼッケンなんて日本代表になったみたいで嬉し恥ずかしな気分です。

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大会当日、スタートは夜明け前の朝4時でした。

ここに着くまでにネパールのゆるい雰囲気を感じていた私は、スタート時間になってもスタートする様子もなく結局20分遅れて始まった大会に日本の大会とは違う面白さを期待しながら50Kの旅に出発しました。

スタートから序盤はゆるいアップダウンの繰り返しで走れるトレイルが18Kほど続きます。所々小さな小川を横切ったり、村の中を通ったり、スリリングな吊り橋を渡ったりしました。吊り橋が苦手な私でしたが、ここは進まないと先には進めないので前だけを見て渡ります。

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途中で夜が明けてきました。明るくなった景色の中に現れたのは、待ちに待っていたヒマラヤ山系のマチャプチャレとアンナプルナ南峰でした。これが見たくてここに来たんだ!あまりの美しさと雄大な姿に見とれてしまい、少し進んでは写真また少し進んでは写真とただでさえ遅いのに全然前に進めません。絶景を見ながら少しずつ前に進んでいきました。

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コースの途中では道の真ん中に犬が寝ていたり牛が歩いていたりと、のどかな風景が広がっています。

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走れるトレイルが終わるとここから30K辺りまで一気に2000mほどの登りが始まりCP3を目指します。この辺りから周りの顔ぶれも同じような感じになっていたので抜いたり抜かれたり、片言の英語で声をかけあったりして上を目指してひたすら登り続けました。ようやくCP2のHigh Campに到着するとマチャプチャレの山が先程より接近して見えます。いつまでも眺めていたいと思いながらも、ここからは今来た道を途中まで戻らないといけません。後ろ髪をひかれながら下山開始です。

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途中の合流点からは、行きと反対側のルートをぐるりと回りゴールのダンプスへ帰ります。景色のよかった前半に変わり樹林帯の森の中を走ります。景色は見えなくなりますが、手使かずの森の雰囲気がいい感じです。

ただ、残りは下りだしと気を楽にしていたら、なかなかどうしてまだまだ小刻みに登らされ階段もちょくちょく登場してきました。いつ下ろしてくれるの?と疲れきってきましたが、向こうからたくさんのハイカーさんとすれ違い「ナマステ」と挨拶したり頑張ってと励まされたりしてキツイながらも楽しく進むことができました。ゴールが近づき、そうこうするうちに再び日が暮れて、少し道がわからなくなった私と一緒にフランス人のランナーさんが行ってくださり50Kの旅は無事にゴールする事が出来ました。

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この大会は100K, 50K合わせても100人ちょっとの小さな大会です。絶景が見られてコースはなかなかタフですが、レース以外はゆるくてアットホームな雰囲気があり、飴とムチのような癖になる大会です。ちょっと遠かったけれど本当に楽しめた大会でした。

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大会の翌日はカトマンズに戻りダンプスとは違う、街のネパールを満喫しました。蚊取り線香ツアー参加の皆さんとハイキングしたり美味しいものを食べてお酒を味わい楽しませていただきました。このツアーは少人数で和気あいあいと楽しめるツアーでした。

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何も知らなかったネパール。想像していた国とは違い友好的で食べ物も美味しくて、なによりのんびりしたお国柄が気持ちをほっこりさせてくれました。また出来たら来年も参加したいと思います。来年はまた50K?それともサバイバルな100Kかな?