GO ASIA TRAIL

日本人のためのアジアトレイル情報

【台湾】2018 フォルモサトレイル(Formosa Trail) Day 2

GO ASIA TRAILの堤です。

前回記事に引き続き、先日参加したフォルモサトレイルに関して。今回の記事では、12/1のレース当日のお話です。フォルモサトレイルは、自分にとっては年内最後のレースです。友人からは「なぜ104kmにエントリーしなかった(笑)」「え、40kmなん?」と色々言われているのですが、今回のレースは、1年間お疲れ様という慰安旅行的な意味も込めているので、適度な40kmをチョイス。

レース/コース概要

まずは、レーススケジュールです。

  • 4:00:104km/65kmスタート
  • 5:00:40kmスタート
  • 8:00:16kmスタート
  • 8:30:8kmスタート

こちらは大会公式のコースマップです。緑が私が走った40kmのコースです。コースは、104kmと65kmと共通している部分を走るイメージです。エイドは2箇所(15km地点と25km地点)。トレイルは20kmぐらい、林道は15kmぐらい、残りはロードと言う感じです。

エイドステーションの2kmぐらい手前に、下記のような看板が立っています。コースレイアウト上、一旦エイドに向かって、またこの看板のいちまで戻ってくる感じになるので、間違えるとエイドに行けない上に、失格になるので注意(この看板に、スタッフの人はいません)。

レギュレーションは、40kmの選手も、104/65kmとほぼ同じ装備をしないといけません。水は2リットル以上、補給食は600kcal以上、ヘッドランプは必須です(朝5時スタートなので、スタート時点ではまだ暗い)。あと、ファストエイドキットも、antihistamine(抗ヒスタミン剤。ムヒ。強く推奨とのこと)や povidone-iodine swabs(イソジンの事らしい。消毒軟膏を持ってきた)と細かく指定されているので注意。

レースレギュレーションは、以下のページに細かく書いています。(※予備ヘッドランプは、40kmの選手も、レースの1,2週間前ぐらいにきたメールに必須と変更になっていた)

Rules – Formosa Trail

気温は、予報では最高気温27度でした。日陰に入っていると涼しいので、そこまで暑いなとは感じなかった。

Formosa Trail 40kmを走ってみて

スタート直前。ミニマルランナーたちとの出会い

朝4:15頃にレーススタート会場に到着。レース前日から、どのシューズで行くかで迷っていた。台湾に持ち込んだシューズは以下の2つ。

  • Vibram FIveFingers V-Trail
  • Altra Lonepeak 3.0

前日睡眠時間が3時間ということもあるし、2リットルもの水を担いで走らないといけないので、安全にAltra LonePeakかなーと思っていたのだが、レース会場について見るとワラーチや、メレルのミニマルシューズといったミニマリストがちらほら。これは、V-Trailを履かなアカンわと思って、急遽V-Trailを履き替え。man3dalsを履いたジャパニーズミニマルランナーと記念撮影。

スタート直前。ミニマルランナーとその友人たちと一緒に喋ったり、記念撮影して時間を過ごす。すると、京都在住の友人と遭遇(お互い、このレースに出場することは知らなかった)。まさか、台湾の山奥で遭遇するとは・・・笑

レース道中の話

そして、朝5時、40kmの部スタート。

登山口までは4.5kmぐらいです。ロードと林道を経て、トレイルに入ります。最高地点の標高1667mまで一気に登ります。登りは、割とテクニカルで、所々ロープがあり。ただ、V-Trailを履いていたおかげか、ロープを使わず、足と手でよじ登る、まさにビーストスタイル(笑)ここは、やはりVFFの強さだよなと実感した。ただ、直登なところも割とあり、ふくらはぎには負担がかかる感じです。

そして、40kmの部の最高地点である1667mまで達すると、そこからは楽しい適度なアップダウンを繰り返すトレイルを走れます。トレイルは極上でフカフカです。割と走れます。アジアのレースは、割と硬いトレイルが多いというイメージだが、ここは日本のトレイルに近い感じがします。所々、テクニカルで急な下りのトレイルもあるが、V-Trailを履いていたおかげか、難なくこなす。トレイルもフカフカだし、「V-Trailの選択は見事や!」と上機嫌にwww(が、後々、後悔する)

景色も素晴らしい。写真だと伝えきれない部分もあるが、茶畑や竹林といった台湾やアジアを醸し出すコースのなかを走れます。フォルモサトレイルのコース周辺は茶葉の産地らしい。

コースマーキングは、前評判ほど分かりづらいものではなく、僕は迷いませんでした。(むしろ、前回のチェジュのほうが分かりづらかった)。ただ、少しコースは荒れている感じがあって、所々、樹々がトレイル上に横たわっていて、時折潜ったり、飛び越えないと行けない。

エイドステーション付近に入ると、脚の速いランナーや104km/65kmのランナーとコース上ですれ違います。お互い「加油(じゃーよう)!」とか、欧米人なら「Good Luck!」とか声を掛け合えます。特に欧米人ランナーはテンションが高くて、ハイタッチしてきたり、肩を叩いて励ましてくれます。狭いところもあって、走りづらいところもあるのだが、国籍や人種を超えた肉体同士の交流というのをここで実感できた。

エイドステーション

まずは、15km地点。茶畑のど真ん中にあります。ここで提供されるものは以下のようなものです。

  • フルーツ(パイナップル、みかん、グレープフルーツ、バナナ、蜂蜜レモンなど)
  • スナック(ナッツ類、クラッカー、ピーナッツバターを塗った食パン、お菓子)
  • インスタントラーメン
  • ドリンク(水、コーラ、スポーツドリンク)

特に、台湾なだけあってパイナップルは美味い!甘酸っぱくて、疲れた体には効きます。めっちゃ大きく切ってくれているので、食べごたえあり。ただ、このエイドにはトイレなし!

そして、25km地点(トイレあり)。65/104kmのランナーにとっては、35kmぐらいになるらしいです。104kmの選手は、正午12:00までに入らないと、自動的に65kmに振り替えになります。しかし、104kmエントリーでも65kmを完走すると、ITRA上では65kmを完走として記録が残り、ポイントも4つきます。

そして、ここのエイドでは、フルーツやスナックに加えて、なんと台湾名物のタピオカミルクティ(珍珠奶茶)が提供されます!これには驚いたよ。

あと、炒めもの(热炒)や卤味といった台湾料理も提供されており、裏でボランティアの人が炒めた出来たてホヤホヤの料理が食べられます。豪華です。

ここのエイドでは、日本人同士で喋りまくったり、まったりし過ぎて、30分ぐらい滞在しました。今回は、慰安旅行なのでタイムは気にせず・・・現地からInstagramを上げるぐらいの余裕さ(笑

レース終盤、林道地獄。

25km地点のエイドを過ぎて、5kmほどトレイルを走る。適度なアップダウンのフカフカのトレイルをしばらく走れるのですが、30km地点を過ぎたところで、このレース最大の難関、長い下りの林道地獄に入る。普段、Vibram FiveFingersを履いて走っている僕ですが、流石に下りのロードや林道は辛い・・・足裏が特に疲労が蓄積し、スピードを出せず。一緒に走っていた日本人ランナーにもおいてかれて、ここはペースダウンせざる負えなかった。トレイルはここで、あとはずっと林道とロードばかり。VFFの一番苦手なエリアだ。

LonePeakだったら、もう少し楽できたなーと後悔しながらも、VFFと苦楽が共にできたことを感謝しながら、淡々と距離を稼ぐ。途中、楽に走れるコツを掴んでペースを徐々にあげる。そして、気づくと、早朝走った鶏小屋がたくさんあるエリアに到着。ここまできたら、あと約3kmです。

そして、最後、ゴール直前にコースロスト。数分間、埔里郊外を徘徊して、無事にゴール。タイムは9時間15分ぐらい。足裏が痛かったが、楽しい40kmだった。

ゴール後

ゴール後は、40kmを完走した日本人同士でビールを飲みながらおしゃべり(ビールは、記録用のチップを返却すると無料でもらえます)。みんな楽しかったという印象と、少し暑いなーと言う感想でした。僕は、ここのレースでは、Vibramよりもinov-8のX-Talon 212がベストセレクトだったと反省。あと民族舞踊を鑑賞してました。下の動画はその舞踊一部だが、エネルギッシュだった。翌日のアフターパーティでもこの民族舞踊を見たり、そして実際に踊って楽しむことができます(これは、次回の記事をお楽しみください)

youtu.be

その後は、一旦ホテルに戻って、シャワーを浴びて仮眠。その後、別の友人と埔里市内の火鍋屋さんでディナー。

地元では人気店なのか、満席で3〜4組並んでました。Googleのレビューでも高評価。美味くて、ボリュームたっぷりで、走ったあとの体にはぴったりなディナーでした。ご飯食べ放題、ソフトドリンク飲み放題です。ただ、お酒が置いてません。2人で400台湾ドル(1300円ぐらい)でした。来年もここ利用したいな。

フォルモサトレイル Day2は以上です!